劇作家相馬杜宇のOfficialBLOG

32歳、脳出血発症中!劇作家の相馬杜宇がホッピー、コンテンツSEO、病院の不可解さについて語るブログです。

『たかおとたかあき』観劇~私ならこう書く~

無数にちりばめられたゴミの山に一瞬「おおっ!」と思いながら期待して開演。ランドセル、犬の首輪などそれぞれの体験が綴られる。
エピソードは興味深いが、いかんせんゴミが多いため、他のゴミのことは語られず。「もしや登場させただけなのでは?」と錯覚を覚える。「一見意味のないことでも、本人にとってはかなり思い入れが強かったりするんだよなあ」ということを思う。役の人物がやり取りをするなかで、認識が変わっていくのがセオリーだと個人的には思う。
興味深かったのがゴミ屋敷とおぼしき人物が生年月日を書き入れるところ。年月が経過していると記憶が曖昧だったりする。確かに自分も身内の年齢やましてや生年月日なんて言える自信がない。何らかの事情があり、家族も全てを失って、生年月日さえも真実か分からない瞬間があるんじゃないかと思う。
もし分かりやすいドラマにするならば、事件が起きるのが良いのではないかとふと思った。例えば立ち退きを迫られているとか。ホームレス支援に関わったことがあるので知ってるが、ゴミ屋敷に棲息していると、ほぼ十中八九立ち退きを迫られている。皆が助け合いながら仲良く暮らしているとだいたい狙われてしまい、悪質だ。「立ち退きまであと●日」という目下の目標があるので、一本柱があると話題になりやすいし、ドラマが深まっていくのではないかと思う。
一点惜しかったのが地域福祉課の職員。「そもそもなぜいるのか?」のリサーチが少し浅いように感じた。「ちょっと来ちゃいました(テヘッ)」と言うけれど、「そもそも業務だよね?」と頭をよぎった。例えば以下のプランが考えられる。
【A案】立ち退きを迫りに来たが、何らかの理由があり、休日を利用して(ボランティアで)ゴミ屋敷の元を訪れている。
【B案】純粋に立ち退きを迫りに来ている。

A案だとすれば自由度が高く、好きに書けるが、B案はきちんとリサーチをしないといけない。いずれにしても「なぜ登場するのか?」を決めた方がベターだ。台本はふらっとやってきたことを装って、実は意図的に描いているのだから。

ゴミって過去の思い出が蓄積されてる作品だと思う。かなり思い入れがあるゴミだったり、実はたまたまお金を持っていて、何となく浪費していたゴミだったり。。
「そもそもゴミとは何?」と登場人物に価値が変わってくるとさらに面白くなると個人的には思った。

…と、あれこれ語ってしまったが、もちろん演劇に正解は無い。いくつものバックボーンを持ち込んでくる剣持さんはやっぱり素晴らしいと思ったし、ただただ敬愛する限りだ。

また、出演者の榎本桜さんは色気があって素敵だなと思った。

伝説の美味いたこ焼きが食べたい!~タクミスペシャル@下北沢八代~

突然だが今八代にいる。
「たこ焼きなんてたこにくるんで小麦粉でテキトーにまぶしただけでしょ」って思っていた。正直。さらには(田舎者なので)銀だこが出来た時、かなり感動して、中三に長蛇の列に並んだりもした。

でも!
八代に来てみて、森田さんの通称「匠スペシャル」を食べ、たこ焼きの概念が変わった。

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とにかく、美味い!美味すぎる!
かく言うワタクシ、半年間のリハビリ入院生活を経て、なぜか食への執念がうるさくなってしまい、そんじょそこらのチェーン店やモンテローザなんぞでは失望してしまうレベルだが、その私が言うのだからよほどのことだ。森田さん曰くある隠し味があるらしい。
我が師匠と崇めるたぶちさんが苦心の末、完成したたこ焼きはまさに絶品!この世に生まれて良かったという出来だ。

【彼女募集】Recruit GirlFriend ~こんな私をもらってください~

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※※※※11,000字以上あります!心してお読みいただければ幸いです※※※


清水の高台から飛び降りる覚悟で決意しました!

 

きたる6月30日のリハビリ病院退院&職場復帰に向けて、密かに文章の腕を磨いていると、母が思い出したようにあることを 口にしました。

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母 ああ、そう言えば、ちょっと社長と話したんだけど、社会復帰はもう少し様子を見ようって話になっ たみたいよ。
 随分文章良くなったって言ってるけど、まだ本来の実力じゃないし、先生がちゃんと病気治ってから、ね


100万回くらい思い出したように言うなよと思いました。


職場復帰できないのか……

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と落ち込んだ時期もありましたが、
クヨクヨもしていられないので、何かジューシーなものを探さねばと考えていたところ、某大物主宰のある発言に気づきました。

大物主宰「相馬君は彼女を作るべきだと思う」

実は私、彼女いない歴○○年。「彼女かぁ、欲しいなぁ」と思っていた時期がありましたが、今では何も感じない仙人と呼ばれる世代です。
原因は色々あるんですが、おそらく体型でしょう。しかし!ふと気づくと、20キロ以上の減量に成功!現在70キロを切る勢いです。
ルックスは二の次として、どこに出歩いても恥ずかしくないプロポーションを手に入れられました♪
今なら臆することなく、華麗に社交界デビュー飾れるのでは…?と邪な気持ちも抱きます。
そこで、思い切って彼女募集をしてみようと思います。なるべく一文も、一文字たりとも面白い文章を書きたいと心掛けますので、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。

Q、マヒがあると重荷じゃないの? 

 

よく、乙武さんのような一から十まで介助が必要なんじゃないかとイメージしがちですが、とんでもない誤解です。
事実、私のアパートでは特にバリアフリーの設備がついていませんが、不自由なく暮らしています。
また月に一度の面談では大半が一人で身の回りの生活動作を行っているという評価を受けています。シャワー時の衣類の着脱だけは看護助手さんが行ってくれていますが、時間かかるだけで出来ないことはありません。「30秒でやって」とドSなことをしたら、もちろん頑張ります(笑)

 

Q、見たところ、さして容姿端麗なようではないのですが…


確かに…。
かつてセミファイナリストに残ったことがある、劇作家協会の事務員さんに言われたことがありました「お世辞でも容姿端麗ではない」と。
確かに振り返るほどイケメンではないと思います。
しかし、あえて言いたい。
イケメンって何?と。
繰り返しになりますが、イケメンは何度も見てたら飽きられます。
胸打つときめきは色褪せたセピア色へと脆くも崩れ去ります。
これからは人物の時代だ。
声を大にして強調しておきたいです。

Q、普段何を考えて生きていますか?

 

車椅子乗って他人に案内してもらってる時は、当たり前の恥じらいもあります。慣れすぎて鈍感になっていることはありません。同じ空気を吸って生きています(笑)


Q、利き手は使えないのでしょうか?


確かに。元々左利きでしたから、生活動作は大きなアドバンテージになります。
字を書くのも右。ご飯を食べるのも右。
でも、入院生活半年で随分上手になりました。箸は右手で食べられますし、字も読めるレベルにはなりつつあります。
あっ、スマホも右打ちです!。
乙武君を見てください、フォロワー数スゴいですから!愛人多いって聞きますよ~、乙武君。

Q、過去の生い立ちを教えて下さい


昭和60年5月21日 出生

 

岩手県久慈市に生まれます。じぇじぇじぇじぇで有名なところです。
あ、始まってませんでしたね、あまちゃん。ちなみに久慈市生まれは10ヶ月だけで、18年間ずっと盛岡市です。生まれは久慈、育ちは盛岡ってぜひ覚えてみてくださいね~。

幼稚園時代


どういう経緯かは忘れましたが早速恋に落ちました。
熱愛でした。暇さえあればチュッチュッしていました。衛生上どうかと思いますが。ちょうどその頃何故か太っていて、そして何故かいじめられていて、頭に砂をかけられたりしました。ちょっとしたお嬢様幼稚園でしたので、なぜか陰湿で、転校する噂を聞き付けるや否や、「てめえ転校するんだってな!清々するわ!」と事件が多発していました。それでも幼馴染みがいたので、幸せな毎日が続いていました。


小学校入学


いよいよ小学校入学です。
ごくごく一般的な小学校に入学しました。私のクラスは1年1組。ベテランの先の担任で、楽しかった毎日を過ごしていました。なぜか幼馴染みは離れ離れでしたが、不思議と寂しさはありませんでした。
しかし困ったことがありました。
ぶくぶく太り始めてしまったのです。ロードレースの成績は後ろから2番目。もう苦しくて仕方なかったのを覚えています。

 

スポ少人生


これはいかんと思い、野球のスポーツ少年団に入ることにしました。
土日、朝から夕方まで、みっちり練習漬けです。
本当に本当にしんどくて、自分は何で野球をやっているんだろうと思いました。
しかしお陰で順調にうまくなっていき、階段練習の成果のお陰でスリムになってきました。

 

初デビュー


初めての練習試合は忘れもしません。
きたくりパイレーツ戦です。
デッドボールでした。
なんだかとても嬉しかったのを覚えています。
それからたまに代打に、使われたりしながら、小学5年生にもなると即戦力として起用されるようになりました。
ポジションは5番ファースト。左利き、背が高いことがその理由でした。
お陰様でのびのびプレー出来ていて、かなり好調をキープ出来ていました。記憶がある限りでは42対0という超コールド勝ちを収めたことがあります。

 

思わぬ死角


学年が入れ替わるといよいよ最高学年になりました。そして監督にこう告げられます
監督「君を4番にしよう」
4番か!と喜んだのですが、プレッシャーからか、全然打てません。チームメイトには「撃てねえでやんの」といじられるし、散々です。
ちょうどその頃、エースピッチャーが肘を壊していて、ファーストに守備を変わることになり、レフトに代わることに。内心、「補欠でレフト守らせやがって」と半分腐ってました。


恋の行方は?


もう野球一直線かと言われればそうではありません。
実は近くに転校していた女の子に恋をしていました。
リーダーシップがあって、スポーツ万能で、おまけに勉強ができて…といいことずくめなのですが、あいにく相手の興味はゼロ。あえなく野球に打ち込む日々を過ごします。

 

思わぬ再会


雨で練習試合が中止になったので、マッハランド(上堂)で時間を潰すことになりました。すると、ひとりの女性が立っていました。よく見ると幼稚園の幼馴染みでした!
そしてすっかり忘れていましたが、その日はバレンタインデーでした。
挨拶をソコソコにチョコレートとぬいぐるみを手渡す彼女。
見ると手縫いで「スキ」の文字が。
なぜわざわざ彼女がバレンタインデーを手渡そうと思ったのか、全ては謎に包まれています。
そんな彼女は薬学部に合格したとどこかの予備校の広告で読みました。

 

中学ショック


中学に入学しました。
「お、さお菓子食べてる男子がいます!」
ひとたび買い食いが発覚しようものなら、超大事件に発展しかねない中学生たちは大パニック。たまたま不良っぽい生徒達もいたので、「プチ荒れ」状態になりました。
今考えると笑ってしまいますが、スイッチに穴を空ける通称「スイッチ破損」も横行し、用務員さんにバレて、ペンチで殴られるなどが多発しました。

 

気になる恋は?


…少しわき道に逸れました。部活は予定通り野球部に入部。5年連続初戦敗退という不名誉を引きずっていました。
幸い、今の部員は全員野球経験者ばかりだったため、「イケるっしょ」とタカを括っていました。

事実、顧問の先生がノリで出した練習試合で、ナント全員ヒットを売ったこともあり、かなり油断した面もあります。

勝てない時代


3年生の先輩は良い方ばかりでしたが、2年生はほぼ未経験者で……まあはっきり言って下手でした。顧問の先生が生活指導になり、あまり練習に来られないこともあって、ほぼ放置状態でした。「どう考えても先輩より上手いでしょ?早くレギュラーに出してよ」と思っていました。
それでも顧問の先生は「私は実力主義で選ぶ」と言いながら、どう考えても恩情采配で選んだりして、すっかり人望を失っていました。
最後の大会はあっさり敗退。いよいよ俺の時代だという時に主将兼キャプテンになります。
しかし事件が起きます。
エースが全然練習に来ないのです。
元々市選抜のリトルリーグの投手に選ばれたこともあり、ポテンシャルは高かったのですが、如何せん顧問がぜーんぜん練習に来ないので、アイスばっかり食ってるし、困ってしまいました。
「ついに俺らの時代だ」と言われた新人戦は0対5であっさり敗退。見過ごしがちでしたが、ノーヒットノーランでした。このノーヒットノーランやたら多いです。なぜか。
ボロ負けはしないけど、攻撃は弱いという、典型的な守備型のチームでした。
スポ少のOB達は「スイングとか全部バラバラだし…」とがっかり肩を落としているのが印象的でした。
しかし指導者がいないことにはどうにもなりませんでした。

 

筋トレの日々


冬になりました。まずは背中を学ぶしかないと黙々と走り込みに明け暮れます。一日5キロ。暇さえあれば走りました。慣れてくるとだんだん心地良さから変わってきました。
そんな折、技術の先生がこんなことを言っていました。
「俺昔野球部だったんだよね」
気づいたら身を乗り出していました。「ぜひ野球部に来てください!」と。


前向きな変化


部活の顧問の先生が発表されました。
野球部はナントK先生に!
これは後から聞いたことですが、いつか野球部の顧問の先生になれるよう、トランクにバットを持ち歩いていたそうです。
トランクに、バットを、持ち歩いていたんですよ、皆さん。

 

泣かせるじゃあないですか?

もちろん毎日練習に来てくれます。
野球経験者なので、ノックのキレが全く違います。チームメイトの耀きが違いました。
皆の方向が間違いなく良い方向に向かっている。
確信した瞬間でした。

歴史的瞬間


一回戦は土淵中との対戦でした。下馬評では格下でしたが、打力に不安があるだけにまだ分かりません。次の打席がフォアボールで出塁しました。サインはヒットエンドラン。アウトコースの高めを慎重に叩きます。つまり気味の打球は三塁ベースに落ちました。初ヒットです!
それからどうしたのかは覚えていませんが、もう無我夢中で走って、ついに歴史的勝利を収めることが出来ました。
惜しくも延長戦でベスト8入りは逃しましたが、それでも下手したらベスト4の大健闘を見せました!
二人の中で確かな自信になったのは事実でした。

第二次第五福竜丸事件


仰々しいタイトルですが、歴史を揺るがす大事件です。少し長くなりますが、もし良かったらご覧ください。

 

事件発生


事件は中学3年生の修学旅行中に起きました。横浜中華街、鎌倉巡り、企業訪問、野球観戦へと巡り、残すところ、ディズニーランドのみ。
「早くディズニー行きたい!」と思っていました。最後の訪問地は第五福竜丸記念館。
言うまでもなく、 1954年3月1日に、ビキニ環礁でアメリカ軍の水素爆弾実験によって発生した多量の放射性降下物を浴びた、遠洋マグロ漁船の船名です。
確かに大事なことだけれど、船があるだけだし、何だか薄暗く、ちょっと嫌な感じです。正直早く終わって欲しいと思っていました。
とりあえず館長に合唱を披露します。曲目は『 BELIEVE』。連合音楽会で発表した馴染みの曲です。

 


すると…?

 

 

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館長、感動しています!
一回しかリハーサルしなかったのに、いったいどこに?って感じでしたが、ものすごく感動していました!
あまりに感動しすぎて、特別に普段乗せない船(=第五福竜丸)を乗せてあげることにしました。施錠を外して特別に入れてくれたのです。

いざ見学


「へえ、乗せてくれるんだ」
好奇心旺盛な私は船に乗ることにしました。
当然注意換気など何も書いてないところです。船の扉などバカバカ開けます。一枚目。薄暗い。二枚目。ちょっと薄暗い。あれ?操縦席が無いな。三枚目。さらに暗い。大丈夫?外から友達の声が聞こえます。おーい、どうしたのー?
と踏み出した途端に、真底に落ちてしまいました。実は野球の試合中、膝を負傷していて、受け身を取りきれず、奈落に転げ落ちてまったのです。
そしてこれは後から分かったことですが、第五福竜丸は器械室が取り除かれていて、全て空洞になったのでした。

事件発生


事件はすぐに分かりました。
たまたま近くに転落したと目撃証言があり、先生が救助に行っている間に隣で倒れていました。
目を覚ますと全然意識があって、なぜか小さなこぶがあり、「やっちまった!」
咄嗟に思ったのが「ディズニーランド行けるかな?」
全然平気ですよ~くらいに振る舞います。
「こんな元気そうならいっそタクシー呼ぶか」という話も出ましたが、救急士さんは「一応頭だし、頭の専門病院に診てもらった方が良いだろう」との判断もあり、森山記念病院に運んでもらうことになりました。今にして思えば、「救急士さんナイス判断!」だったと思います。

 

容態急変


救急車に運ばれた途端、容態が急変しました。
よく覚えていませんが、目を覚ますと、主治医の先生がいて、かなり深刻な状況が告げられているようです。保健師の先生は相当取り乱しています。
子供ながらに「俺ってヤバいんだなぁ」と思ったのを覚えています。
緊急オペ
すぐさま手術が行われました。ずっと眠っていたので、よく覚えていません。ICUには人工呼吸器がつけられていて、これが実に苦しく、「いつかクラスのみんなにネタにしよう」と思ったのを覚えています。ま、実際話したらドン引きでしたけど(笑)
東京都のお役人がやってきて、生きるか死ぬかで闘っている最中、何を思ったのか、千疋屋のフルーツ盛合せを持ってきて、
母に「こんなもの要らねえ!!」と投げ返してやったのを覚えています。いかにも気の利かない役人気質ですね。

手術成功


2回手術が行われ、何とか一命はとりとめました。主治医曰く、「あと10分過ぎていたら本当に危なかった」だそうです。病名は硬膜外血腫でした。

 

退院


10日で退院となりました。先生曰く「地元の病院じゃ3ヶ月で入院させるのに」と
とても驚いていました。
野球部では5月、6月の大会を終え、早くも引退試合モードでした。気づいたら練習着に着替えているし、走り込もうとしたら、「無理しないで!!!」と全力で止められるし、取り残された気持ちになったのをよく覚えています。
もう引退試合出来ないんじゃないか?
そう思うと悔しくて、悔しくて、実は人生で初めて泣きました。

 

ドラマみたいな展開


奇跡が起きました。
地元の先生が驚異的な回復を見て、最終回、代打だけなら出ても良いと言ったのです!
何というドラマチックな展開でしょう。
幸い一回戦の相手は練習試合で楽勝で勝った中学です。速球派投手に備えて、あえてマウンドに近づけてバッティング練習に勤しむなど、練習に備えます。
無論素振りは振り続けます!

 

まさかの展開

 

そして、プレーボール。

 

まさかのことが起きました。
うちのエース、落ちるカーブを身につけてきたのです!
あれ?そんなはずはない…?

バタバタと三振に倒れていきます。
そして肝心のエースが全然ストライクが入りません。押し出し、押し出し、また押し出し…
二点、

 


三点、

 


四点

 


五点

 

 


六点

 

 

 


七点

 

 

 

 


コールド負けです。

最後の引退試合が呆気なく幕を下ろしました。
「はしゃぎすぎてしまった」と憶測が飛んでいましたが、詳しいことは分かりません。何かと敏感な年頃です。「落ちるカーブが現れた!」と動揺してしまったのだと思います。
K先生が「今までありがとな」と言われて、じーんときてしまいました。

 

現場検証


さて、これで第二次第五福福竜丸事件が最後なのですが、現場検証だけ触れておきたいと思います。一応一命はとりとめたものの、
賠償金やらなんやらあるため、確認しておかなければならないものがありました。
そこで、現場検証が実施されたのです。
あまり長くてもあれなので、手短に印象だけ触れておきたいと思います。

第五福福竜丸記念館とは
第五福竜丸記念館とは一言で言えば、「第五福竜丸記念館ってよっぽど警察が嫌いなんだな」ってことです。平和団体で運営しているので当たり前ですね。誘導尋問のように警官のおっちゃん達がバンバン悪口言ってきます。近くの電信柱に貼ってあった「気をつけよう、暗い夜道と共産党」の右翼ビラが何とも象徴的です。
現場検証は「カツ丼、食うか?」みたいなドラマの展開は無く、冷凍のリンゴジュースが振る舞われました。正面、左側右側など、鑑識達の鞄や手配中の写真などがあり、淡々と事務作業が進められていきます。

一目惚れ


少々退屈な話題が続いたので、恋バナしたいと思います♪
3年間好きだった人が出来ました!
好きだったのは女子ソフトテニス部の子でした。さどういう子が好みかと言うと、目が大きくて、性格が快活で、何事にも一生懸命な方でした。
何だか書き方が真面目になってしまいました(笑)
もう好きすぎて、どれくらい好きかと言うと、密かに高校の志望校下げたほどです(笑)
気づくと彼女はもう一つ高校の志望校下げていて、本気で高校変えようとしたら、流石にそれは止められました。
片想いの方は今、埼玉の小学校の先生になられています。

 

進学校の真実


高校に入学するとまずテキストが配布されました。見ると全く未習の範囲です。
問題の横には「これが出来ないと三高生(※校名)ではない」の文字が。そんなこと言われても分からないのに……。
それからが大変でした。
入学式早々、早速小テストが実施され、ボロボロになった結果が配布。そして1位から最下位まで全員貼り出されます。そして口ぐせのように「うちのセンター試験の平均点は沖縄の次に最下位(=沖縄県岩手県と最下位)だった」「学力が低下している」と言われ続けました。
今考えると「そんなんどうでもいいじゃん」と思えることですが、あんまり言われ過ぎるので、洗脳されていたのです。
再テストの対象者は340人中300人まで。朝7時まで開始です。中国を彷彿とさせるスパルタ式です。授業の進行が早いので、通常高校の2学期まで終了します。
それだけではありません。
数学の先生、スーパー怖いです。
課題やってこないと、プリント破り捨てるわ、ボールペン折られるわ、滅茶苦茶でした。でも今振り返ると教え方上手かったなと今にしては思います。
なぜか私に気に入られていて、たまたま課題を忘れてしまい、どんどんプリントを破り捨てられている生徒達を前に、恐る恐る「誠に申し訳ないのですが、プリント忘れてしまいまして…」と切り出すと、「お前はいいよ」と言ってくれました。

 

気になるプライベートは?


とにかく課題についてくるのが必死で、追い立てられるように宿題に追われました。なので恋愛を謳歌していたかと言うと…ちょっと気になる女の子はいましたが、ほぼ現実味に乏しかったなと思います。

部活ライフ


第二次第五福竜丸事件があり、転換の危険性が否定できないということで、野球は諦めることになりました。
じゃあ自分に何が出来るのかと言えば、母が好きでよく観ていた演劇でした。
空き缶一つだけで幾重にも様々な想像が出来る演劇ー。
子供ながらに素敵だなと思ったものです。
盛岡演劇アカデミーで一般市民の皆さんと混ざり、かけがえのない体験をすることが出来ました。
私が病気になった時に、心配して連絡をくれて、改めて良い友達を持ったなと思いました。
……と、本来なら演劇部に入るはずですが、辞めてしまいました!まぁ色々あったのです。
そして演技の才能は無いと早々に諦め、文章を書くのが好きだった劇作家の道に進むことになります。
劇作家の道と言えば?


そう、早稲田です!
偉大な演劇人を輩出している早稲田。
演劇サークルの数が山のようにある早稲田。
こうと決めたら早いので、指定校推薦に照準を定め、定期考査だけを死ぬ気で頑張って勉強に励みます

気になる結果は…?


早稲田大学第一文学部が求められる評定が4.3のところ、4.8ありました。
内心余裕だと思いましたが、希望する国体選手は4.7あることが発覚し、合格が危ぶまれましたが、何とか合格できました!
早稲田に入りたくて、結局入れず、明治に入った、担任の先生のおかげです!

学生デビュー


さて、困ってしまったことがおきました。それは何かと言うと、今まで完全にスルーしていたのですが、太ってしまったのです。
紳士服のはるやまにリクルートスーツを買いに行く際、ウエストが入らず、特注サイズを注文することになりました。
ご婦人の「ごめんなさいねえ」と申し訳なさそうに言う姿がとても傷つきました。
そして、ある決意をしました。
痩せようと。
条件は実にシンプルです。とにかく炭水化物を食べない!
経験上、これが実に非常によく効きます。
その甲斐あって見事に痩せ、MAXは56キロまで減量出来ました。劇作家の丸尾聡氏曰く「紅顔の美青年」と呼ばれるにはこんなワケがあるのです。(今でもこんくらい痩せないかなと、考えたこともあります)


ロシア語ロシア文化専修に選んだワケ


一年の教養を科目を経て、2年生になりました。第一文学部の2年次ではいくつかの専修を選択することになりました。
今私は「新人訓練をあえて行わない」方針の演劇サークルに入り、「早稲田演劇つまらない」とか「いやいやこの演出は優れている」とか悶々とした日々を送っています。
劇作家協会の戯曲セミナーを受講したからでしょうか?「こんなの土に埋めてしまえ!」と言われたこともあり、かなりゴリゴリやられています。
でもそれだけでも、ロシア文学で講義してくれるチェーホフは何か分からないけど刺激的でした。どうしようもなく不器用で、不可解すぎる! 
きっと年を取ると気づけることが多くあるのではないかと思えました。
一方で「演劇と言えば早稲田」でしたが、演劇演習のシェイクスピアギリシャ悲劇は説明台詞が多く、どこか冗長でした。
たまたまロシア語ロシア文化専修は8人だけしか希望者がいないのを漏れ聞いて、「アットホームでいいな」と安易な理由で進学を決めてしまったのです。

 

初彼女GET


そんな志が低かったロシア語ロシア文化専修行きでしたが、誰に強制されるでもなく、ゆるーい感じで、「たまたま演出家に渡された演出台本に翻訳してみる」みたいな授業を受けることになりました。ちっともロシア語分からないですが、目から鱗の連続でした。
さて、お待たせしました!
ついに彼女さんができました。
彼女さんとは、露文科の同期で知り合い、何となくうまがあって、付き合うことになりました。
パパは県立病院の福院長。ママは県議会議員です。
お察しの通り、お嬢様でした。
どれくらいお嬢様かというと、
マクドナルドは食べたことがない
・新幹線はいつもグリーン車
吉野家食べたことが無い
・ビールはエビスビール
・当然バイト未体験
・月に一度、銀座で画廊を買いに行っている。
セックスアンドザシティを思わせるラグジュアリー感です。
最初はラブラブでした。
町を歩いてはベタベタしたり、「рисовать」というロシア語言っては下ネタで盛り上がったり(これはアウトですね)。
でも慣れてくると、経済感覚が合わなくなりイライラしてくるようになってきました。
そして、非常に良くなかったと反省しているのですが、「バイトしてないだと!?世間の厳しさを思い知らさねば!」
そう思い、バイト求人誌の中でも特に接客指導で厳しそうなフィットネスクラブで働くことにしました。とんでもないですね…。でも彼女は文句一つ言わずに通ってくれました。

黒歴史


それから二人の関係が離れていくうちに自然消滅。いわゆる別れるって感じでした。でも大丈夫。もう一人気になる女の子がいました。
そして、みなとみらいで花火大会の約束をして告白タイムを待ちます。
しかし、その時打ち明けられたのが
「実は気になる男の子がいるの」

 

ガーン…!

 

それからというもの、思い出すだけで迷走する日々が続きました。
SNSで愛の言葉を書いたり、愛の詩を書いた
何がいけなかったんだ…

煩悶しているうちに時が過ぎていき、
暴飲暴食がたたり、ブクブク太ってしまいました。まさに負のスパイラルです。
『痩せてたまるか!』の時代は「小肥りが一番長生きだ」と言い張り、次第にそうでもなくなり、挙げ句の果てに脳出血になってしまいました。
嫌なものを逃れようとする、


メンドクサイですね。
「そもそも彼女は~で~で」とこだわりばかり決めつけ、何でもかんでも当てはめようとしてしまいます。いけません。彼女さんにはもっとラフなスタイルをお約束しようと思います。


メンドクサイにならないための8の約束

①相槌は朗らかに


「なるほど!」「確かに!」「おお!」といった前向きな相づちを心がけます


②愚痴の徹底


愚痴とアドバイスは大きく異なります。真摯に耳を傾けます。

 

③○○システムの排除


演劇に詳しくない方のために「○○システムの言うところの~」といった難しい言葉は控えます。なるべく分かりやすい言葉を心がけます。

 

④こだわりの撤廃

こだわりは本来ネガティブな言葉です。やめます。

 

⑤「だから」の廃止


元々嫌いだった「だから~」はなるべく言わないように心掛けます

⑥決めつけの排除

「女性ってこういうものだよね」という決めつけをなるべく排除し、「今少し感情的な物言いをしたけど、何があったんだろう?どんな大変な状況があったのかな?」といった理解に努めます。

⑦ お医者様は絶対?


すいません、正直に告白すると「お医者様が言うことだし」と、実は信じていません。 高慢な物言いの方々に沢山出会ってきたので、アレルギーがあります。

 

⑧いつも笑う

ごく時々ですが、左の片麻痺の関係で飲み物をこぼすことがあります。出来れば見て見ぬふりをするのではなく「おっと失礼!」と笑って誤魔化して欲しいです。

 

 

Q、高次機能障害ちょっと怖いです。

実は私も長年、ずっと頭を悩ませてきた問題です。
難しいことは分かりませんが、確かなことは、突如フラッシュバックして、無秩序な犯行に及ぶ、といったようなことはありません。複雑なことを言われると、「え?え?ちょっと待って?」と思います。例えば、

・赤信号は停まる
・犬はワンと鳴く
・猫はニャアと鳴く
・豚はブーと鳴く
・席を譲られたら「ありがとう」と言う
・ぶつかったら「ごめんなさい」と言う
・朝起きたら「おはよう」と言う
・別れたら「さよなら」と言う

 

こういった常識は持ち合わせています。
「病気にならなきゃいいのに」と思った時期もありますが、そもそも、何でもスラスラ理解できていたかと思うと疑問が残ります。テキトーに理解したフリして、実は理解したつもりになっていたんじゃないか?
こう考えると、高次脳機能障害って何なんだろうなって思います。
まさに劇作家の視点ですね(笑)

Q、彼女できたらまず何したいですか?

とりあえずデート…というのも気恥ずかしいので、まずはメールのやり取りから始めたいと思います。

連絡先】
aiba-moritaka[アットマーク]hotmail.co.jp

件名に「彼氏希望」とお書き添えの上、お送りいただけますと幸いです。
メールをするでも、会ってみるでもどちらでも構いません。相談して決めましょう。
あ、すいません、割り勘でお願いします。無職の身の上ですので(苦笑)
見栄張って奢ったりしないので、悪しからず。一応誤解のないように言いますが、押し倒しません(笑)びっちり装具を着けています。努めて草食系ですので、ご安心ください。
長々失礼いたしました。
素敵な方からのご応募お待ちしております!

高校演劇摩訶不思議

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高校演劇の審査員を務めるようになり、かれこれ6年になる。「高校生らしい素敵な演技」「キラキラしたセンス」など、俳優にありがちな褒めちぎってばかりの役者審査員と異なり、「ああっ、もう!何でこんな下手クソなんだ!」と苛立つ日もあれば、「これスゴいわ、俺には絶対書けねえ」と驚愕することもしばしばである。もちろん言葉を選んで講評するので、心配無用だが、いったん審査員を務めて見ると悩ましい問題が数多く出てきた。
思い付くままにいくつか挙げておこう。
①全国大会の理不尽
そもそも高校演劇って何? という話だが、高校演劇部には大会が存在する。東京地区大会の例で言うと、だいたい8月から10月が本番で、11月が都大会、12月が関東大会となる。そして、全国大会は8月。当然3年生は出場できない。かなーり理不尽極まりないものになっている。
ついでに言うと、最優秀、優秀賞に選ばれた学校は国立劇場での凱旋公演を行うことになり、かなり慌ただしい。名門演劇部には2軍が地区大会に出演したとかしないとか。
あくまで噂である。
②ネット台本の扱い
地区大会だと玉石混交の高校も当然ある。中でも多いのがネット台本。男女の人数を検索すれば、サクッと見つかってしまうので便利かもしれないが、如何せん拙い。一言で言ってしまえば「台本が悪いよ」ということなのだが、一応既成台本と書いてある以上、あまり酷評も出来ない。ありがちなのが、審査員が散々駄目だしした挙げ句、「みんな疑ってかかった方がいいと思う」というタイプ。至極もっともなのだが、「色々事情があったんだろうな」と推察する。まずは「どうしてこの台本撰んだの?」と聞くようにしている。
③俳優は2パターン
俳優は大きく分けて2パターンしかないと思っている。一つは絶賛系。「あなたは本当に素晴らしい!」と褒めちぎるタイプ。ほとんどダメ出しもなく、気分良くしてくれるが、その実中身がないものが多く、「結局何が言いたかったの?」となる。
いわゆる有名劇団に所属していて、
ちょっと大きな大会にゲスト扱いでオファーがある、ゲスト枠だ。それを自覚的に講評していたと感じる審査員は申し訳ないが、一人もいなかった。
もう一つは言葉系。寝ても起きても「言葉を大切にしましょう」というタイプだ。ちょっと滑舌が途切れても、「言葉を~」、本番中のミスで、台詞を抜けてしまった生徒が「言葉を~」などなど、呪いのように言葉地獄が続くのだ。
マトモな演出家だと開口一番、絶対信じるなと力説。なぜなら、演劇に正解は無いからだと話し、「言葉を大切に~」とやたら言ってる俳優の横を、「まぁ言葉を大切にって言っても私の方法論は真逆なわけで、真面目にやったら殴り合いに発展しかねないので、信じない方がいいです」と平然と言ってのけた。そういう意味であの演出家はすごくフェアだと思う。
…少々前置きが長くなったが、俳優枠は印象批評になりがちで、「うーん…」と唸ってしまうが、中にはヒザイミズキさんだけは、生徒の立場に立ってすごく良い批評をしていたと思う。

④既成の価値観
既に上演されている、評価が高まっている作品はいくら上演成果が高くても、なかなか都大会には上がれない。
と言うのも、「今、この上演することの意味」をどうしても考えてしまう。噂によるとやたら再演されている演目が全国大会に行ったらしいが、劇作家の間ではすこぶる不評だ。いったい上演することの意味はどこにあるのか?
さらに言えば、「高校生に比べるとどうしても見劣りしてしまう」という声もよく聞く。何でも高校生だからって安直に高校生選んで、何となくリアルっぽい演技して満足してんじゃねえの? それより、岸田戯曲やってハードル上げまくった方がよっぽどマシだわ
と個人的には思うが、残念なことに既成作品は都大会を推薦した高校は出てきていない。何とか打ち破って欲しい。
⑤それだけの覚悟
最近は少なくなったが、今は震災を扱う作品が激増した。
審査員はこぞって「震災を扱う覚悟が本当にあるのか」と問うた。
でもねと思う。
そもそも表現をやる以上は誰かを傷つける。どんなおちゃらけたコメディでも傷ついたことは容易に考えられる。
表現をやる以上は人を傷つけないことなんて絶対に出来ない。
それみんな分かってやってる? という話である。まぁ、当然だけど、セクシャルマイノリティもそう。インチキ方言も同じ。単なる笑いのネタづくりだけでやってると、痛い目を見ることになる。
ご当地モノの覚悟
⑥高校生の評価
かねてより気になっていることがある。
「いやぁ高校生スゴい」「高校演劇マジ素敵」「高校演劇の特権だよね」とやたら褒めちぎって、追っかけと称してファンになりつつある人もいるのだ。この魅力は何だ? 確かに面白いものもあるが、そうでもないものもある。高校演劇って言うけど、単に年食ってるだけじゃないか。そんなに高校生がいいのか? と思う。
諸般の事情で(行きたかったが)審査に関わってないため、少し冷めてしまってる自分がいる。
こう言うと、「いや、やっぱり、高校生の特権はあるよ」と返され、「まぁなぁ」とおもうが、何だかモヤモヤしたものが残っている。
⑥キャパシティの工夫
名物顧問が「いつまでも江守徹みたいな発声ばかりやってる」と言わしめた、この問題。大きな大会に行くとたいがいキャパシティが大きくなり、台詞の細かいニュアンスが伝わりづらくなる。そこをどう伝えるかは工夫のしどころだ。名物顧問によると、短いセンテンスだけ残した方が難しいニュアンスが伝わらず、声も届きやすいと聞いたことがあり、なるほどなと思った。
しかし、なぜか全国大会の上演作を観ると、大劇場の演技をしている学校もあれば、最優秀を取った高校もミクロの演技をやっており、いったいどこが違うのだろうと思ったものだ。
長々書き連ねてしまった。わーっと書いたので、もしかしたら書き漏れがたぶんにあるかもしれない。顧問のコメントは往々にしてどこのきっかけがずれたとか、所作がどうとか、細かいポイントに終始しがちだ。「なんかつまらない」といった印象批評に陥らないよう、「『なんか』はなぜなのか」となるべく分析的に講評したいと常々思っている。
過去に一度だけ「コイツ講評浅えな」と感じた場面も無くはなかったが、横に控えているのは演劇部員と顧問のお歴々方
だ。常に真剣勝負と思い、日々格闘している。

【拡散歓迎】今がチャンス!一緒に岸田戯曲賞ノミネートされませんか?

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ちなみに上演してくれる団体を募集するというものです。
スタッフ、キャスティング、集客、劇場の手配、ぜーんぶこっち持ちという、何とも虫の良い企画です(笑)
誰か一緒に岸田戯曲賞ノミネートされませんか?

もちろん(言うまでもないですが)、受賞した際には

ちゃんと表彰式に招待します!

一緒に良い夢を見ませんか?

 

初めまして、劇作家の相馬杜宇(あいばもりたか)と申します。

 

突然ですが、私、2016年12月18日に脳出血を発症しました。忘年会で待っている間にごろんと倒れてしまい、救急車で搬送。半年間のリハビリ入院生活を経て、今では何とか杖をついて歩けるまでに回復しました。さて、半年間のリハビリ入院生活は腹が立つこと、憤りを感じたこと、星の数ほどありました理不尽のオンパレードです(笑)だから、グッと堪えて脳出血に関する新作を僅か4日で書き上げました。それが『赤い灯台』です。60000字以上あります。60000字って言ったら3時間半以上あります。おかげさまで、著名な劇作家の方々からお褒めの言葉を頂いております。

 

《劇作家 篠原久美子さん(『ヒトノカケラ』鶴屋南北賞最終ノミネート)》

『赤い灯台~夢だったら良いのになと思った。何度も、何度も。』

読みました。

面白かった。

生きることと書くことが同じ線上にあるって、こんなに力強いんだなと思いました。「やられた」という感じです。

あと、思いがけないくらい「歩き方の記事」が私は面白かったです。

「歩く」という何気ない動作に、これだけ詳細な「ステップ」があることにちょっとうっかり感動してしまいました。

あと、【彼女募集】は結構笑かせていただきました。
ラスト、いいですね。すごくいい。
うん。いいものを読ませていただいてありがとう。次回作も期待しています。

 


この評判を読む限り、まぁ自惚れかもしれませんが、まず確実に新人戯曲賞取るだろう。さらに言えば岸田戯曲賞、もっと言えば、鶴屋南北賞の受賞も十分可能だろうと思います。そもそも実際に経験したことですから、実体験には敵いません。悔しかったら書いてみろ(笑)さて、『赤い灯台』、ぜひとも上演したいのですが、肝心要の俳優が捕まりません。他の俳優を捕まえて無理して上演することも出来ますが、うちのような弱小ユニットでは劇評家が観に来てもらえるか非常に怪しいです。目標は他でもない、岸田戯曲賞最終ノミネートです。そのためには岸田戯曲賞の偉い先生の推薦が必要と言われています。でもさっき言った弱小ユニットでは見向きもされません。良い作品を書いて、ちゃんと評価されることは幻に過ぎないのです。何度も言うようですが、これが最後のチャンスです。そこで、大胆にも、上演団体を広く募集することにしました。


●要望

上演料→一銭も要らない(夢はあくまで岸田ノミネート!)

演出家・俳優の希望→一切無し(意見を聞かれれば答えますが、うるさいことは言いません)

カットの要望→基本無し(ただし一点のみあり)

求める人物像》

岸田戯曲賞のパイプをお持ちの方

・分からないことは相談せず、すぐに質問できる方

・現状に満足せず、新しい物事に積極的に取り組める方

・スピードを意識して物事に当たれる方
以上です

。求人原稿を意識してみました(笑)

一時期は劇作家の権力を振りかざして、わーわーうるさく言っていた時期がありますが、今は何一つ言いません。とにかく観てくれれば良いので!
《今後の流れ》

「偉そうに言いやがって」とお思いの皆さん、まずは戯曲を読んでいただきたいです。ものすごく長いので、読破した方がごく少数になっております。騙されたと思って読んでみていただけますでしょうか?

《送付先はコチラ→》aiba-moritaka@hotmail.co.jp

「とりあえず台本だけ読んでやろう」という方も歓迎します。別に読んだからって取り立てたりはしませんので、お気軽に~。
丁寧に上演する方よりは、ノリとテンションで「よっしゃ!やったるで!」と勢いのある方の方が向いています。とある演出家は戯曲を読んで「確かに面白いけど、これはうちの劇団には…」と言葉を濁されるケースが見受けられるので…。

また言葉を濁してしまいました。長々書きましたが、目標は岸田最終ノミネートです。感想お待ちしております!

【高校演劇 新作脚本『引退』】全文戯曲公開します!

 引退

相馬杜宇

■登場人物

サトミ

カナ

スミナ

センパイ

カントク

放課後鳥1

放課後鳥2

新入生

★☆★この作品のメリット★☆★

ソフトボールはルールの都合上、九人で行われますが、設定の工夫により七人(男1、女6で上演可能です。台詞はありませんが、新入生も無対象でも出演でも登場可能です。出演した方が迫力があると思います。

 

◎ユニフォームも何かと制約がありますが、バットとヘルメットだけでOKです。

ユニフォームとボールはソフト部の友達に借りて貰いましょう。

◎ページ数の割に短いですが、動きがあるので、長めだと思います。地区大会にも十分耐えうると思っています。

ソフトボール部の日常&サトミの再生プロジェクトでは台本に書いていないことをふんだんに盛り込みましょう。例えば練習シーンでは一瞬で終わるのではなく、練習シーンなど、「もはや芸術?」と言っても過言ではない領域に到達しましょう音響もガンガン入れた方が良いと思います(演出の領域ですね。失礼しました)。

◎誤解の無いように言いますと、「審査員推薦戯曲」じゃありません。私が思いついて、独断と偏見で一日で書いて、仕上げたものです。審査員の皆さんが絶賛されるのではないかと思うと、痛い目に遭います。審査員の皆さんはどんどん批判してください。そうやって批判されて、演劇は磨かれるものです。そもそも演劇に正解はありませんから、取捨選択が大切です。

ただこれだけは言えます。

「これは間違いなく面白い」と。

「スミナはソフトテニス(ソフトボール)好きすぎるから、もっとこうしたほうがいいんじゃないか」といったアイデアは大歓迎です。そんな緻密に創っていませんし、何よりも創造的作業が楽しいです。

そうやって人は磨かれ、洗練されていくのかなと思います。偉そうに。

◎作品を読んで、「やってみたい!」と思った方、まずはこちらからご連絡ください。

aiba-moritakaアットホームhotmail.co.jp

いくら払えとか、うるさいことは申しません。まずは相談しましょう。

お便りお待ちしています!

 

 

 

 

                            とある公立高校

放課後鳥たちが鳴いている。

放課後鳥1 キーンコーンカーンコーン

放課後鳥2 ホーカゴー、ホーカゴー。

 

                            いつものように高校生たちがくっちゃべって下校している。

センパイ、登場

 

センパイ はい、新入生集合新入生集合。

 

キビキビとカナとスミナがやってくる。

 

センパイ 新入生は、バットとヘルメットの準備。

カナ・スミナ はい!

センパイ そのあと球拾いね。あと時間見つけて応援歌練習。

カナ・スミナ 分かりました!

センパイ よろしくー。

カナ・スミナ 失礼します!

 

カナ、スミナ、目配せをして、退場し、バットとヘルメットを運んでくる。スミナ、間違ってラケットを運んでいる。

              カナ、それに気づき、

カナ スミナ、ラケット!

スミナ おっと、いけねー!

 

                            スミナ、再びバットを持って出てくる。

その時サトミがやってくる。

 

サトミ あっ、カナとスミナ!

カナ・スミナ お疲れー。

サトミ ごめーん、この後お仕事で。

カナ あ、そうなんだー。

サトミ ホントごめん!部活中に。

スミナ いいよいいいよー、サトミちゃんは仕事あるだからしょうがないよー。

カナ 応援してるからねー。

サトミ ありがとうー。休んだら、マジで馬車馬のように働くから!

カナ・スミナ 頑張ってねー。

 

サトミ、駆け出していく。

 

カナ 決まったらしいね、連ドラ。

スミナ それマジ?

カナ サイト書いてた。

スミナ すげー。

カナ (しみじみと)すっかり別の世界になっちゃったねー。

スミナ ねー。

センパイ (声のみ)新入生、ボール!

カナ・スミナ はい!

 

カナ、スミナ、球拾いに精を出す。(言いそびれたが、ソフトボール部の設定)

 

芸能界の日常

 

サトミ、ソフトボールのユニフォーム姿で、ドラマの撮影を行っている。

 

サトミ 私はそんなの嫌っ! 私はお母さんの奴隷じゃないの!毎日毎日言うこと聞いて、ピエロでしょ? 勘弁してよ! もううんざり!

 

                            一同、サトミの演技に見入っている。

 

ソフトボール部の日常

カナ、スミナ、ソフトボールを拭きながら「バチこーい」「ナイスキャッチ」「ナイスボール」などの声を出している。スミナ、真剣に声出しをしているが、それはソフトテニス(ボール)。カナ、やんわりソフトボールと入れ替えている。

 

続いて応援歌練習(※あくまで一例)

 

カナ このバッター撃てるかな?

スミナ 撃てるぅ!

カナ このバッター撃てるかな?

スミナ 撃てるぅ!

カナ このバッター撃てるかな?

スミナ 撃てるぅ!

カナ 撃てるかな?

スミナ イエス

カナ 撃てるかな?

スミナ イエス

カナ このバッター撃てるかな?

スミナ 撃てるぅ!

 

また別の応援歌

 

カナ・スミナ 打てよ打てよ打てよ打てよ打て打てよ打てよ打てよ打てよ打てよホームラン打てよ×2打て打てよ打てよ×2お前が打たなきゃ誰が打つ、かっ飛ばせー、斎藤、斎藤、斎藤! 斎藤!

 

放課後鳥たちが鳴いている

 

放課後鳥2  キーンコーンカーンコーン

放課後鳥2  イチネンゴー、イチネンゴー。

 

カナ はい、新入生集合、新入生集合。

 

サトミ人気の影響か、今年のソフトボール部の新入生はかなり多い様子。

 

スミナ はい、静かに!新入生の皆さんは、バットとヘルメットを運んでもらいます。これは新入生の仕事なのでよく覚えておいてください。

 

新入生、一旦解散する。

その時、サトミがやってくる。

カナ あれ? 

サトミ 多そうだね、新入生。

スミナ 多いよぉ、ソフト部三八人だよ? どうすんの、バットとか、ヘルメットの運搬とか。ベンチ入れないんじゃないかってカントク超困ってるよ

カナ ただでさえ補欠なのに。

スミナ そうそう。

サトミ へえ…

カナ ? どうしたの?

サトミ …実は、ずっと考えてて、芸能界のお仕事辞めることにしたの。

スミナ ええ!?

サトミ このまま続けてても未来無いと思うし、仕事減ってる人、何人も見てきて…

カナ そっかぁ…

サトミ なんかこのまま投げ出すみたいになっちゃうけど、

カナ ううん、そんなことないと思うよ。

サトミ ソフト部、滅茶苦茶頑張る。遅れた分取り戻すために、必死で、死ぬ気で、無茶苦茶頑張るから!

スミナ 応援してるよ!

 

こうして、サトミの再生プロジェクトが切って落とされた。

例えばうさぎ跳びを一〇メートル跳んだら一〇〇メートル、素振り一〇〇回振ったら一〇〇〇回といった具合に、とにかく無茶苦茶努力する。その頑張りは鬼気迫るものがある。

そして、スミナ「サトミすごいなー」と思っているベンチの横を新入生達がサーっと追い抜いていく。

カントクが登場する。

 

カントク 九番ライト、サトミ。

サトミ はい!

 

沸き上がる歓声

 

カントク よく頑張ったな。(と言って背番号を渡す)

サトミ ありがとうございます!

カントク それからスミナ。

スミナ 何でしょうか。

カントク ちょっとこの後いいかな?

スミナ あ、はい…

カントク じゃ解散!

 

皆解散する

 

スミナ あの、お話というのは……?

カントク おお。…薄々感づいてるとは思うが、練習試合ずーっとボールボーイだろ?

スミナ そうですね。

カントク 新入生がなぁ、入ってきちゃったのよ、新入生が。ホントは試合に入れてやりたかったんだけど、どう頑張っても出せなくて…。だから、ホント

申し訳ない!ベンチには入れられないわ。

スミナ ベンチには入れない… …?

カントク うん、もちろん応援するのはいいんだけど、試合最後の大会に出場することは無いってこと。

スミナ ……。

カントク 今までスミナホントよく頑張ってきたよ。ソフトテニス部でさぁ。経験無い中コツコツコツ頑張ってきたな。お疲れさん。

 

スミナ、思わず涙ぐむ。

 

カントク 何だよ、泣くなよ。悔しいだろうけど、この経験は絶対生きてくるって、長い人生。な?泣きたいだろうけど、今は笑え。笑って過ごそう。約束しよう。

 

スミナ、すっかり泣いてしまう。

カントク、スミナをなだめる。

カントク、あることに気づき、

 

カントク おう、サトミお疲れー!

 

サトミ、登場する

カントク どうした?

サトミ 背番号忘れてしまって…

カントク 何だ、そうだったのかー。いやぁ、サトミ、ホントによく頑張ったよ。

サトミ カントクのご指導のお陰です。

カントク いいっていいって、そんな大して指導してないし。

サトミ (スミナと視線が合う)……

スミナ (視線を剃らす)……

カントク いやホント、血の滲む努力でねえ…

サトミ おやすみなさい。

カントク はーい、おやすみー。(スミナに)ゆっくり寝ろよ

 

カントク、退場する。

サトミ、背番号を受け取り、出て行こうとする。

 

スミナ 待ってよ

サトミ え?

スミナ 聞いたの、話

サトミ …ちょっとは…。

スミナ どこまで?

サトミ …ベンチ外れるって…

 

沈黙

 

スミナ 何なの?

サトミ ……?

スミナ 球拾いも、部室の掃除も…

サトミ ……。

スミナ 何もやらなかったくせに。

サトミ ……。

スミナ 

 

その時、超特急のソフトボールが飛んでくる。

 

スミナ 誰!?

カナ (声のみ)あたし!

 

カナ登場

 

スミナ カナ!

サトミ どうしてここに?

カナ 補欠選ばれたから(と言って誇らしげに背番号を示す)!

スミナ そう言えばそうだったね。

カナ スミナ、サトミのこと誤解してない?

スミナ 何が?

カナ 何もやらなかったくせにってさぁ、じゃあ手抜きしてテキトーに練習しとけばいいわけ?

スミナ そうだけど、

カナ ズルいよ

スミナ は?

カナ 何か卑怯みたいな言い方すんの。

スミナ それ違くない?

カナ どうして?

スミナ 別に卑怯じゃないし。一生懸命頑張っただけじゃん。

サトミ 止めようよ。

カナ いや正直悔しいよ、補欠選ばれたの。

スミナ あたしだってそうだよ。

カナ サトミのドラマで新入生増えたせいで、いくら何でも増やしすぎだろって気持ちもある、正直。

スミナ そんなのあたしだってそうだよ、まさに!

サトミ ごめん…

カナ でも全然サトミのせいじゃないでしょ?サトミが死ぬ思いして頑張ってきたからでしょ。全然ズルなんかしなくて、めっちゃ練習やって上手くなってきたからじゃない?違う?

スミナ 分かってるよ!……分かってるけど、……ああっ、チクショー!

カナ 何?

スミナ ジェラっちゃう!

カナ ジェラードアイスみたい。

サトミ (少し笑う)

スミナ あ、笑った!

サトミ (いつもの神妙な面持ちに戻る)

スミナ くやしー!!

 

放課後鳥1 ホーカゴーホーカゴー

放課後鳥2 ゲコーゲコー

 

カナ おっ、もう夜だよ。

サトミ 帰らないと。

 

サトミ、下校仕度を済ませようとする。

 

スミナ ねえ、サトミの応援歌練習しない?

サトミ あたし?

スミナ センパイに空いてたらやっとけって言われてた。せっかくだし、やろうよ。

カナ いいね。

サトミ でも…

スミナ ほら、バット構えて。早く!

 

サトミ、スミナに促され、ネクストバッターサークルにバットを構える。

 

スミナ・カナ (歌う)打てよサトミ、ホームラン打法レフトへライトへホームラン!

かっ飛ばせーサトミ、かっ飛ばせーサトミ、……

 

カナ、スミナの応援歌は続いていく

サトミ、期待に応えるように力強く素振りが続いていく。

見舞客は言葉に少し配慮を

 

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不本意ですが、今日付けの産経新聞に掲載されました。
。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。

脳疾患系の病気を患い、左の片麻痺から格闘している。
見舞い客から「リハビリ頑張ってね」と言われることがある。
いつ良くなるとも知れないリハビリに対して、どう頑張れば良いのか? と戸惑ってしまう。あまりに「リハビリ頑張って」と言われるものだから、思わずムッとしてしまう。
見舞客にはこうした心無いことが結構目につく。
誕生日を祝う時でもバースデーメッセージで「これから大変だと思いますが…」「誕生日おめでとうございます。いよいよ「これから」です」など 、「教訓」を語ってしまうことが時々ある。
これから更なる困難が待ち受けていると言わんばかりだ。
だって麻痺の大変さは身に沁みて分かっているはずなのに。おそらく「立派なことを言わなければ」と気負ったのかもしれないが、どこか教条的なことより。「楽しんできてねー」と暢気な反応のほうがよっぽどいい。
見舞客に対しては「気遣って」と言わないまでも、もう少し想像を巡らしてほしいと思う。